ANA上級会員のみに渡されるアップグレードポイントと使い方








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ANAマイレージクラブ会員のなかでも、上級会員(プレミアムメンバー)だけに贈られる特別なポイントです。後ほど説明に出てきますが、1ポイントは2万円以上の価値のある特典なんです!その名前の通りエコノミーからビジネスもしくはビジネスからファーストへアップグレードするためのポイントとなります。*2020年からエコノミーからプレミアムエコノミーへのアップグレードもできるようになりました。

上級会員になった人のみ使えるポイントですがどういったサービスなのでしょうか?サービス内容と合わせてどれが一番価値の高い選択かご紹介していきたいと思います。 

アップグレードポイントとは

ANAの上級会員であるプレミアムメンバーと定義されたブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドのステータスを獲得するともらえるポイントです。これは名前が示す通りアップグレードを目的としたポイントなんです。

1月~12月のANAグループ運航便のご利用で獲得されたプレミアムポイント数に応じて、翌年度のプレミアムメンバーにプレゼントする特別なポイントです。

ANAホームページより

このアップグレードポイントができることは3つとなります。

  • 座席のアップグレード(ANA国内/国際線、スターアライアンス国際線)
  • ANAラウンジの利用
  • ANA SKYコインに交換

私は2019 年にSFC修行をして、ANAのプラチナメンバーになったので、2020年度に初めてアップグレードポイントをもらうことができました。この3つの特典の説明と検証は後ほど説明するので、まずは一般的なところから説明いたします。

アップグレードポイントの対象者は?

冒頭にも説明しました通り、ANA上級会員であるプレミアムメンバーが対象者となります。つまりダイヤモンド/プラチナ/ブロンズの3つのステータスもしくはSFC会員が対象です。

  1. ダイヤモンド
  2. プラチナ
  3. ブロンズ
  4. SFC

ちなみにプレミアムメンバーは毎年1~12月の間にプレミアムポイントを集めて上記ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズの3つもしくは一般会員に割り振られます。

プレミアムメンバーになるためにはプレミアムポイントというものを集めるわけですが、ここでは割愛させて頂きます。興味があれば以下記事をご参照ください。

アップグレードポイントを集める期間

プレミアムメンバーになるためにはプレミアムポイントを集めるわけですが、毎年1~12月の間にプレミアムポイントを集める必要があります。そのプレミアムポイントに連動してアップグレードポイントも決まります。なので、毎年1~12月までに集めましょう。年を越して貯めることはできません。

アップグレードポイントの有効期限

各年度内(4月1日~翌年の3月31日)となり、必ずその期間に使い切らなければいけません!つまりプレミアムメンバーの期間内に使い切る必要があります。

例えば現在を2020年5月とした場合、2020年度内つまり2021年3月31日まで使う必要があります。残念ながら未使用のアップグレードポイントは翌年4月1日以降に持ち越すことができません。

アップグレードポイントの獲得につして

まずは下の図をご覧ください。

前年の1~12月でANAグループの飛行機を利用してプレミアムメンバーになった人が、付与されるポイントと説明しておりますが、ANAグループのプレミアムポイントによってアップグレードポイントを付与してくれるわけです。

スーパーフライヤーズ会員は4ポイント追加される?

いわゆるSFC会員はこのアップグレードポイント以外でアップグレードポイントを毎年4ポイントもらうことができます。ただし、1~12月の期間に一度も乗らないと0ポイントとなりますので、ご注意ください。以下、ANAより引用致しますので、ご参考まで。

「ダイヤモンドサービス」メンバー、「プラチナサービス」メンバー、「ブロンズサービス」メンバーかつスーパーフライヤーズ本会員のお客様(家族会員様は対象外)には、ANAグループ運航便のご利用に応じて獲得されたポイントに加え、さらに一律4ポイントをプレゼントいたします。
ANAより引用

SFC修行者でもアップグレードポイントは様々

たとえばSFC修行のためにプラチナポイントを集めていたとしましょう。ゴールはプラチナステータスを取る50,000PPですね。ただプラチナステータスの取得条件はうち半分をANAグループ便を利用するとのことで、人によってはANAグループだけで50,000PP集める人もいれば、25,000をANAで残りの25,000PPをスターアライアンス便でとる人もいますよね。

先ほどの図ではANAグループのプレミアムポイント数が対象になるため、ANAだけで50,000PP取得した人は20アップグレードポイントをもらえますが、スターアライアンスと組み合わせてANAグループのプレミアムポイントが25,000PPの場合,8アップグレードポイントしかもらえないわけです。

また20アップグレードポイントをもらうためには40,000PP貯めればよいです。つまりスターアライアンスと組み合わせする修行僧はANAグループを利用して40,000PP貯めることがお勧めです。ただアップグレードポイント取得が本来の目的ではないので、プラチナステータスを取ることが目標の場合は最初からあきらめるのもありです。飛行機に乗り続ける人にはメリットですので考えてみてください。。乗らないのであれば安いSFC修行をお勧めですね。修行に興味がある場合は以下記事をご参照ください。

アップグレードポイントの使い方

ここからはアップグレードの使い方について説明いたします。以下の3つの使い方を説明していきたいと思います。

  • 座席のアップグレード(ANA国内/国際線、スターアライアンス国際線)
  • ANAラウンジの利用
  • ANA SKYコインに交換

対象者について

プレミアムメンバー本人と2親等以内の方が利用可能です。ただし、ANAウェブサイト特典利用者の登録ページ、またはプレミアムメンバー専用デスクにて登録が必要になります。ただし、特典利用者登録をする2親等以内の人もANAマイレージクラブ会員であることが必要です。

座席のアップグレード(ANA国内線)

国内線は区間・航空券(特典航空券を含む)を問わず、一律4ポイントで普通席からプレミアムクラスへアップグレードすることができます。ただし、いくつか条件がありますので説明したいと思います。

  1. 対象になる便の普通席の航空券を予約・購入済みであること
  2. 搭乗2日前から空席がある場合
  3. 予約が複数名の場合、全員がANAマイレージクラブ会員であること
  4. 全員がアップグレードの対象となり一部の利用者のみのアップグレード手続きはできない

上記のNo.1~3は問題ないと思いますが、No.4は予約した全員がアップグレード対象となるため、家族4人いたら4人全員でアップグレードしなければいけないわけです。これは結構制約がありますよね。家族旅行で使いたいにしても片道だけで4人分のアップグレードポイントは16ポイント必要です。

続いて使用する価値について考えてみましょう。

例えば羽田から小松空港までフライトをアップグレードする場合、5,000円かかります。羽田から那覇までは14,000円かかります。何が言いたいかというと長距離のほうがお得感があるわけです。5,000円=4ポイントの場合、1,250円/ポイントですね。ただ14,000円=4ポイントの場合、3,500円/ポイントとなるわけです。

座席のアップグレード(ANA国際線)

国際線でも近い東アジアもあれば長距離線の欧米など4種類に分かれたアップグレードとなり、それぞれ使用するアップグレードポイントが異なります。

さて、一番皆さんが使用したいのは国際線ではないでしょうか?できるのならばファーストクラスにアップグレードしたいなんて思う人もいると思います。でも・・・残念ながらできません。2点ほど説明しますね。

注意点1:飛び越したアップグレードはできない

エコノミークラスからファーストクラスまで飛び越したアップブレードはできません。あくまでエコノミーからビジネス、ビジネスからファーストクラスにアップグレードするものであり飛び越した使い方は用意されていません!

注意点2:予約クラスによってアップグレードできない

航空券は以下の通り、予約クラスというものが存在します。エコノミーからビジネスに変えたくてもその予約クラスでは対応できないなど存在します。予約クラスの説明は以下を参照ください。

航空券にはファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスなどの座席クラスとは別に予約クラスが設定されています。一口にエコノミークラスといってもY/B/M/U/H/Q/V/W/S/T/L/Kなど予約クラスは細分化されていて、料金や制限事項によって差別化が図られているんです。

予約変更が可能だったり、取り消し時の手数料が少なめなど、融通の利く予約クラスほど料金は高くなっています。もちろん、飛行機に搭乗してしまえば受けられるサービスは同じ座席クラスであれば予約クラスで変わることはありません。

ANA双子パパより

対象予約クラスは以下の写真をご覧ください。

チケットで全く使い物にならないのはW/S/T/L/Kといった予約クラスですね。それ以外はエコノミーからプレミアムエコノミーにアップグレードすることも可能です。*プレミアムエコノミーのアップグレードは2020年4月1日より新たなサービスが開始されました。

東アジア・ロシア一部路線

以下路線ではアップグレードポイントはエコノミーからビジネスで6ポイント必要になります。

対象:中国大陸、香港、台湾、韓国、ウラジオストクとなります。

オセアニア路線

この路線ではアップグレードポイントはエコノミーからプレミアムエコノミーで5ポイント、エコノミーからビジネスで10ポイント必要になります。

対象:オーストラリア

リゾート東南アジア・南アジア路線

以下路線ではアップグレードポイントはエコノミーからプレミアムエコノミーで4ポイント、エコノミーからビジネスで8ポイント、ビジネスからファーストクラスへのアップグレードは16ポイント必要になります。

対象:ホノルル、シンガポール、インド、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ミャンマー、カンボジア

欧米路線

以下路線ではアップグレードポイントはエコノミーからプレミアムエコノミーで5ポイント、エコノミーからビジネスで10ポイント、ビジネスからファーストクラスへのアップグレードは20ポイント必要になります。

対象:イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、オーストリア、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ

注意点

機内でのアップグレードポイントは使用できません

つまり機体に乗って使うのではなく、あらかじめ予約しようということです。

アップグレードポイントで利用する座席数には、限りがある

アップグレードポイントを使用した席はすべて対象ではなく、解放数に限りがありますよ、とのことです。

アップグレード時のフライトマイルは、購した航空券の運賃を対象として積算

フライトマイルはアップグレードしたからたくさんもらえるわけではありません。購入時のチケットの積算となりますのでご注意ください。

ダイヤモンドメンバーに限りアップグレードの対象とならない予約クラスでもアップグレードが可能

残念ながらダイヤモンドメンバーではないので、わからないのですが安いチケットでもアップグレードの対象になるようです。ただダイヤモンド修行ではなく仕事で取られた方は、安いチケットは使わないと思います。仕事ベースだと最低プレエコからスタートなので、ANAにとってはこの程度のサービスでも痛くもかゆくもないんでしょうね。

座席のアップグレード(スターアライアンス国際線)

スターアライアンス国際線でもユナイテッド航空運航便に限りアップグレードポイントを使用し、アップグレードが可能です。

*他のスターアライアンスはマイルを利用してアップグレードはできます。

必要なポイントは4ポイントからとなりますが、こちらも同様にアップグレード対象の予約クラスが存在します。その場合はこちらのURLをご参照ください。

ANAラウンジの利用

さて、続いて2番目の特典です。それはアップグレードポイントを使用すればANAラウンジを利用できるという特典です。

プレミアムメンバープラチナ、ダイヤモンドもしくSFC会員本人+同行者1名はANAラウンジに誰でも入れるのですが、ブロンズステータスの人は本人ですら入ることを許されていません。なので、ブロンズステータスの人はアップグレードポイントを使用すれば入れるよ、というサービスですね。

また家族や友人を連れて旅行に行くときにも有効です。アップグレードポイントを使用すれば同行者最大4人までANAラウンジを使用することが可能です。

あとは先ほど触れた通り2親等以内であれば事前に特典利用者登録をすればプラチナメンバーの本人がいなくてもアップグレードポイントを使用してANAラウンジを使用することができます。

一部となりますが、各種ステータスの人たちが利用できるラウンジについて作ってみました。ダイヤモンドにはANA SUITE LOUNGEという特別なLoungeを解放してくれるわけで、是非一度体験したいですね。

詳しく知りたい方はANAのこちらのページをご参照ください。

Loungeを使用したときのアップグレードポイントの価値

さて、ANAのloungeはマイルを使用して使用することもできます。以下の写真をご覧ください。ANA LOUNGEを使用する場合、3アップグレードポイントもしくは4,000マイルとなります。

つまり1,333マイル/アップグレードポイントとなるわけです。

そしてブロンズステータスで国内線のANA LOUNGEを使用するときは2アップグレードポイントもしくは1,000マイルとなります。なので、1アップグレードポイントは500マイルの価値となります。

つまり、LOUNGEを使用したときのアップグレードポイントの価値は500~1,333マイルとなります。最後に何がベストか検証していきましょう。

ANA SKYコインへの変換

上記の写真はANAのホームページより引用しておりますが、アップグレードポイント1ポイントにつき、ANA SKYコイン1,000コインに変更できます。SKYコインは航空券の支払いに利用できますが、有効期限はコインに変えてから1年のため、余ったアップグレードポイントをSKYコインに変えることをお勧めします。

検証:どれが一番お得な使い方なのか?

さあ、色々とご紹介してきましたが、アップグレードポイントはどれがおすすめでしょうか?価値についてご紹介したいと思います。

国内線のアップグレード

上記では例として羽田から小松空港までのフライトと羽田から那覇までのフライトをアップグレードした場合、4ポイントを使用して¥5,000、¥14,000かかりましたね。つまり国内線を使用した場合、アップグレードポイントは¥1,250~3,500となります。

国際線のアップグレード

色々と考え方があると思いますが、ここではANAは片道、最大5,501マイル以上離れた長距離線に対してエコノミーからプレミアムエコノミーにアップグレードすることを例として挙げてみます。

つまり欧米路線となり、必要なアップグレードポイントは5ポイントですね。ちなみにマイルでアップグレードする場合は20,000マイル必要になります。ここで2020年7月のEconomyとプレミアムエコノミー料金を比べてみましょう。

エコノミー料金:¥83,710に対してプレミアムエコノミー料金:¥189,210となります。ハイシーズンかつ、日本の連休もあり片道料金では高いチケットなんですが、差額は¥105,500となります。

これをアップグレードポイント5ポイントで割ると、国際線を利用したときのアップグレードポイントは¥21,100相当ということがわかります。圧倒的ですよね!?

ANAラウンジ利用時

国内線のANA LOUNGEを使用する場合、3アップグレードポイントもしくは4,000マイル必要となりますので、この場合1,333マイル/アップグレードになると伝えましたね。でもANAは有料でもANA Loungeを提供しています。国内線は3,100円となります。つまり¥1,033の価値となります。

SKYコイン利用時

1ポイントにつき1,000ANA SKYコインに変更できます。航空券を購入する際に1コイン=1円として処理できますので、ANA SKYコインで使用する場合、アップグレードポイントは1,000円の価値となります。

結果

ダントツで国際線のアップグレードでしたね(笑)名前の由来の通りアップグレードすることでメリットのあるものです。是非皆さんも使用してみてください。

最後に・・・

私は2019年の12月までにプラチナステータスを獲得し、今回アップグレードポイントを20ポイント入手したので、使い方としては仕事の時にアップグレードしたり、沖縄に家族旅行に行った際にアップグレードしたりと考えておりました。

ただ・・・COVID19で今年は全く飛行機に乗れなさそうです。なのですべてSKY コインへ帰ることになりそうです。でも一回ぐらい飛行機に乗ってアップグレードに使用してみたいものですね。

皆さんも是非アップグレードポイントを有効活用してみてください。それではHave a nice day!

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