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こんにちは、双子パパのYUHARUです。
先日、CES2019(Consumer Electronics Show)@ラスベガスに行ってきました。

CES会場はあまりにも広く、どこを見ればよいのか迷います。
会場が複数ある上に呼び名がたくさんあるので、ポイントを抑えるために記事にしました。

今回の記事ではどんな会場にどんな企業が出展しているのかがわかると思います。

メイン会場であるTech Eastのブースは毎年同じ場所に出展します。
例えばSONYのブースはどこだろう、と疑問に思ったら記事の写真を参考にしてみてください。

そもそも「CESってなに?」、「登録方法や費用は?」という方は以下記事をご参照ください。

CESってどんなショーなの?事前準備や登録方法、費用等お答えします

念のため、以下に簡単にCESについてコメントします。

CES: Consumer Electronics Show

ビジネス限定の展示会となりUS ネバタ州のラスベガスで開催されます。
毎年1月10日近辺に4日間の開催となります。

Consumer向けテクノロジーのビジネスにおいて世界が集まる場所です。
52年間にわたって各社新しい技術のお披露目をする場として使われてきました。

2018年、4,600社以上の出展企業に加えて世界各国より10万人以上が集まる世界規模の展示会です。
展示スペースはおおよそ25万㎡となり、スタートアップ企業だけでも1,000社以上が参加しております。

CES会場はどのくらいの広さなの?

会場は複数に分かれているものの、展示面積累計約25万㎡とのことで、おおよそ東京ドームの5〜6個分の広さとなります。
見て回る程度でしたら2日で十分と思う方もいるかもしれません。

ただ、初めて行かれる方や慣れていない方には是非4日フルで参加されることをお勧めします。

なぜなら私は2019年のCESにまる2日かけて回ったのですがすべてを見ることができませんでした。
2日目最終日にも関わらずクローズ時間18時に対して16時30分頃にギブアップしてしまうくらい、歩き疲れてしまったんです。

もちろんすべて回る必要はなく、興味あるところだけ回るのでかまわないのですが、それでも各会場で各社が新製品を展示しているので、見どころ満載なんですよね。

なので、CESに行くことが決まったら最低3日、できれば4日間を費やして回るようにしましょう。

CES会場の概要

CESではTech East、Tech West、Tech Southの3つの会場があります。
それぞれの会場をTechと名付けて表しております。

これ以外にLVCC、Central Hall、North Hall、South Hall、Westgate、Sands、Venetian、C Spaceなどいろいろな場所が地図に書いてあり初めての人は困惑すると思います。

上の説明の通り、会場は3つあります。
この会場の中に色々な呼び名が存在しています。

  • Tech East:LVCC、Central Hall、North Hall、South Hall、Westgate
  • Tech West:Sands、Venetian
  • Tech South:C Space

Tech EastはLas Vegas Convention Center(ラスベガス・コンベンション・センター)、略してLVCCと言いますが、LVCCに位置することからTech EastをLVCCと呼ぶことが多いです。
コンベンションセンターの意味は主要な展示施設という意味で、例えるならば東京の有明展示場や幕張メッセのようなものと考えてください。
このTech EastもしくはLVCCの中に各ホールが複数存在します。
主なホールはCentral Hall、North Hall、South Hall、Westgateとなります。
これ以外にも小さいエリアが存在するのですが、今回は抑えたいポイントに絞りますので、省略させていただきます。

Tech WestにあるSandsやVenetianは施設名だったり、ホテル名となります。Tech Westという会場はSands 施設とVenetian Hotelにまたがって展示されていることより、Tech WestのことをSandsやVenetianと表すことがあります。

Tech SouthのC Spaceについて、Cは数学のある分野で収束数列を表すようです。
つまりConsumer分野のある分野に特化したスペースということを意味しています。
近年のC Spaceはマーケティングや広告をメインとした作りになっていて、Tech Southと言わずにC Spaceという人もいます。

色々書いてしまいましたが、ベースは3つのTech会場になっており、各Techに別名があったり会場を表す言葉があると理解してもらえれば十分かと思います。

それでは、それぞれの会場について説明します。

Tech East

CESの花形とも言えるTVと車載メーカーやGoogleなどが位置しています。
3つのTech会場で一番大きく、名前のしれた企業が出展しております。

少しTech Eastの歩き方が長く感じるかもしれませんが、抑えておきたいポイントですので写真を見ながらイメージしてもらえればと思います。

このTech Eastでは以下色枠した4つのホール(Westgate、North Hall、Central Hall、South Hall)とGoogleなどが展示されているCentral Plazzaをあわせた5つのホールにわけられます。

Tech East Westgate

このホールではどちらかというとメインホールの華やかさがなくなり、実際に車載を主としたプラットフォームの紹介が多かったです。自動運転を支えるLidarやADASといったコックピットシステムの展示が主でした。

一部、IoTとして自動車以外の車両やIoTを支える部品メーカー(位置情報、他センサー)などを展示しておりました。イメージはTech EastではなくTech Westのような展示が多く目立ったかと思います。

Tech East North Hall

ここでは車ビジネス(Automotive)を中心とした会場になっております。
下の写真を御覧ください。

赤と青と緑で色付けしておりますが、OEM(車メーカー)とTier 1(部品メーカー)とTier 2(半導体などの二次サプライヤ)に色付けしております。

OEMでは日産、ホンダ、Audi、ベンツ、フォードやヒュンダイが出展しておりました。
Tier 1ではDenso、Stanley、Pioneer、アイシン、JVCKENWOOD、SONY、小糸など。
Tier 2ではNvidia、Qualcom、Mobile eye、OSRAMといった大手半導体メーカーが展示しておりました。

車ではやはり自動運転を競い合っているようです。
トヨタは出展していないようです。2017年は出展していたのですが、CESではなく、デトロイドの展示にシフトした模様です。

オートモーティブ関連のお仕事をされている方はこの会場をしっかり抑えておく必要があります。

Tech East Central Hall

個人的には本来のコンシューマーエレクトロニクスショーというカテゴリで言うならば、一番時間をかけて回るべきホールと思います。
特に最新の半導体・電子部品を駆使して最先端の技術を発表しているからです。

まずは下のホールの写真を御覧ください。

名だたる大企業が集まっているのがおわかりですね?

SONY、Samsung、LG、Hisense、TCLや他中国TVメーカー(Haier・CNC・KONKAなど)を筆頭に、Panasonic、CANON、NIKON、Rolandといった日本企業が出展しております。
その他にもINTELやQualcomといった5GやSoCを持っている企業が待ち構えております。

今回は記事にしておりませんが、2019年のCESではLGのOLEDやSamsungの新しいTVのあり方であるThe WallといったマイクロLEDを大々的に展示しておりました。
Intel・Qualcommは5GやAR/VRなどのチップなどを展示しておりましたね。

他にもCANON、ニコンやポラロイド、GOPROといったカメラ系も新製品が見られます。
2018年はミラーレスを各社立ち上げておりましたので、CANONとニコンはミラーレスメインだったように思います。

セットメーカー中心ですが、今後のコンシューマーの可能性を教えてくれる大切な会場です。

Tech East South Hall

続きてSouth Hallです。East Techの中でこの会場だけ、1階と2階のフロアが存在します。
主に新しい技術の展示会場となっておりました。

1階(South Hall Level 1-2 Ground Level)

CESのキーワードになる「AR/VR Gaming」、「Home Cinema」、「Drones」、「AI & Robotics」をテーマに展示されています。


「AR/VR Gaming」ではほとんど知っている企業がありませんでした。
主要企業であるHTC、Microsoft、Oculus等の出展は無く、米国スタートアップ企業、特に中華系企業の出展が目立っておりました。
残念ながらSONYのVRの後追いが目立ち、インパクトはなかったです。
やはりAR/VRですのでゲーム向けのコンテンツが多かったです。

「Home Cinema」
残念ながらあまり印象がありません。TVメーカーのSkyworthや無線モジュールの得意なWistron NeWebが見所だったと思います。
他はHDMIの技術をベースとした家庭内のプロジェクタなどを紹介しておりました。

「Drones」
主要企業のJDIをはじめ、中華企業が小さいおもちゃのようなものから人が乗れるサイズのドローンを出展しております。

「AI & ROBOTICS」
ユースケースを想定したデモが多く、研究開発フェーズから実用フェーズへ向けた取組みが加速している印象を受けました。

日系企業ですとOMRON社が無人卓球ロボットのデモをやっておりました。
2つのVGAカメラを用いた3次元位置と速度を認識したり、自社開発AIを用いた軌道予測、ラケット経路計算をしているようです。ここでも中華企業の出展が目立っております。

2階(South Hall Level 3-4 Upper Level)

ここでは、「Wireless Devices & Service」、「IPRODUCTS」、「3D PRINTING」、の3つのテーマで展示されています。

「Wireless Devices & Service」

TDK、Analog Devices、GARMIN、HiSilicon、Lite ONといった半導体メーカや電子部品メーカが新製品を紹介しております。
例えばTDKではPiezo Speakerといった新しいスピーカーを提案しておりました。
SONYやHisenseもTVにはPiezo Speakerを搭載していると言っていたので、こういった部品メーカーがセットメーカーを支えていると思うと非常にうれしく思います。
あとは、中国メーカーが非常に多く、正直あまり変わり映えしませんでしたので、あまり時間かけて見れていないところです。
個人的に興味があったのはWi-Chargeという会社が無線給電をQiとは別にIR(赤外線)を利用したものを出展していたことです。
本当にたくさんの会社が出展しているので、海外から仕入れて新製品を開発したいという方は良いアイデアが浮かんでくるかもしれません。

「IPRODUCTS」、「3D PRINTING」

自分の知識が足りなく、見てもあまりわかりませんでした。
IPRODUCTSについてはスマートフォンの周辺機器やアクセサリーの展示で正直興味がわかなかったところです。

Tech East Central Plazza

GoogleやHEREなどの大企業が待ち構えております。またNXPという半導体メーカーやNaver・American Expressなども大きいスペースを利用して展示しております

Tech West

Tech Westは場所はSandsとVenetianホテルの2つに位置しており、主な会場は1階と2階に分かれます。

1階Tech West, Sands Expo Level 1, hall G and Venetian, Level 1

ここでは約3,500社のStartup企業がこの会場に出展しています。
今回は国単位での並んで出展しておりました。
主な国々はイスラエル、カナダ、フランス、スイス、イタリア、シンガポールとなります。

車載はもちろんのこと、医療・IoT関連のスタートアップが目立ちましたね。
一部ARROW社といったエレクトロニクス商社がクラウドファンディングの協業を図っていました。
その他として日本、イギリス、ウクライナ、ベルギー、エジプトも個別のブースを構えておりました。

2階のTech West, Sands Expo Level 2, hall A-D and Venetian, Level 2

大きく、Smart Home、Health & Wellness、Sports Tech/Fitness Tech/ Wearableといったカテゴリーに分かれております。
例えばSmart Homeでは家庭内のNetworkと連動して鍵の施錠と連動したり、Health & Wellnessでは超高級マッサージチェアを展示したり、Wearableで補聴器や胎児向けに妊婦のおなかにセンシングする商品を展示しておりました。

加えて上記のカテゴリー以外にAmazonが大きくブースを構えWork with AlexaAlexa Voice Serviceなどの展示を大々的にやっておりました。
今のトレンドはGoogle、Amazon、Appleといった音声コントロールが主流のようです。

Tech South

自分は2019年のCESでは時間が足りず見に行けませんでした。2017年に行ったときはアマゾンエコーが展示されておりました。

正直な話、Tech SouthはTech East、Tech Westに比べてしまうとかなり会場が狭く感じます。
1時間もあれば全て見て回れてしまうのでは?と感じるほどです。
他のTechと比べて新しい技術が展示されるわけではなく、Spontifyなどコンテンツの展示となっております。

広告マーケティングやSpontifyに興味があれば是非行ってみてください。

最後に

少し長い内容でしたが、Tech会場のイメージはつきましたでしょうか?

この内容を理解してCESに望めば、時間を有効的に過ごせるのではと思います。
新しい技術を感じ取って感動を味わってもらえれば嬉しいです。

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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